日系車は車体が軽いから安全性が犠牲になっているの? ・・・いや違う!=中国メディア 



 中国の自動車市場で高い人気を誇り、今年に入って好調な売り上げを記録している日系車だが、ネット上ではなおも「薄くて危険」という情報がまことしやかに流れている。中国メディア・今日頭条は13日、「日系車は車体が軽いからこそ燃費がいいのか」とする記事を掲載した。 記事は「多くの人が、日系車の最大の強みは燃費の良さだと認識しており、燃費の良い理由が車体の軽さ、ボディの薄さにあると考えている。その結果、日系車は燃費はいいが安全性が低いというイメージにつながってしまう。実際、日系車は車体が軽いからこそ燃費がいいのかだろうか分析してみよう」とした。

 まず、燃費が非常にいいというイメージのある日系車ではあるが、確かに燃費はいいものの言われているほど大きなアドバンテージを持っているわけではないと指摘。かつて国際市場を開拓する際に燃費の良さを売りにして、自然吸気エンジンの効率を高めてきたが、現在では同じ排気量であれば他国ブランドの自動車に比べて遥かに低燃費という状況にはないとしている。

 続いて、車体の重さについて言及。現在の先端技術は軽量化の方向に発展していること、車重と安全性に大きな関連性はないことを説明したうえで、低価格な日系の大衆車は確かに欧米者に比べて車重が軽いとした。また、車重の軽さは燃費の改善に貢献する一方で、低速でぶつかったときの傷が大きくなり、修理代が高くなる欠点もあると論じている。一方、日系の高級車にはこのような状況は起きないとした。

 そして、日系車の燃費がいいとされる最大の理由は「エンジンと変速機の完璧なマッチング」にあると指摘。その背景には日本の自動車メーカーと部品メーカーが家族的な発展を遂げてきたことがあるとし、エンジンと変速機とコンビネーションが優れた動力と燃費を保証しているのだと論じている。

 記事は最後に、日系車が持つ大きなアドバンテージは燃費の良さではなく、燃費を含めた全体的なコストが低く押さえられることにあるのだと説明した。

 いい評判がイメージとして定着すると、実際のアドバンテージが多少弱まってもそれをカバーしてなおも余りあるだけの力を持つ。「日系車は燃費がいい」という中国や世界における評判は、その最たる例と言えるかもしれない。一方で「軽いから危ない」という情報は、その逆に働く危険性を孕んでいる。悪しき噂の独り歩きを防ぐには、やはり誠意ある自動車づくりとアフターサービスが必要だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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