北海道の傘貸出サービス、返却されず廃止に=中国ネット「日本人もこうだと思うとなんだか安心」



北海道函館市で行われていた傘の無料貸出サービスが、傘が返却されずに廃止となったニュースが中国のネットユーザーの注目を集めている。【その他の写真】

このサービスは北海道新幹線が開業した昨年3月から行われていたもので、これまでに2300本用意したうちの2100本が未返却の状態だという。これを受け、北海道新幹線新函館開業対策推進機構が今年3月末をもって廃止することを決めた。

この取り組みについては、過去にも傘が返却されないと報じられた。開始から2カ月余りが過ぎた昨年6月には、用意した1500本のうちの1100本がすでに行方不明に。特に、5月のゴールデンウイークに大きく本数が減ったという。

中国のネットユーザーからは、「日本人もこうだと思うと、なんだか安心しちゃうな」といった声や、「中国人はいつも自国民を民度が低いとたたくけど、実際はどこの国も大して変わらない」といった声が寄せられた。また、「日本人の素養だって、中国で言われているほど高くはないんだよ」(※中国では自国民と対比して日本人の礼儀正しさがことさらに強調されることが多い)という意見や、「よく言われるように、素養は各人の自覚ではなく、法律に頼るべきなんだ。シンガポールで痰を吐かないのは罰金を科されるから。素養が高いのは人間ではなく、制度なんだよ」といった指摘も寄せられている。

日本では函館市以外でも各地で同様のサービスが行われているが、昨年12月には、名古屋市地下鉄が54年前から「友愛の傘」として行っている傘の貸出サービスで計12万本が返却されていないことがわかった。小樽市では毎年市民や企業から1500本の傘を譲り受けて貸し出しているが、2015年には40本しか残らなかったという。札幌市で2006年から毎年行っている同様のサービスも、返却率は5割程度だそうだ。

ちなみに中国でも2009年に重慶市の障害者施設で傘の貸出サービスが行われたが、8000本のうち戻ってきたのは2本だった。(翻訳・編集/北田)




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