帰ってきたアホウドリ 東京・聟島 – 毎日新聞





 小笠原諸島おがさわらしょとう東京都とうきょうと)で3年前ねんまえ巣立すだった野生やせいのアホウドリが親鳥おやどり古里ふるさともどってきました。山階鳥類研究所やましなちょうるいけんきゅうじょなどが24発表はっぴょうしました。

 アホウドリはくに特別天然記念物とくべつてんねんきねんぶつ絶滅危惧種ぜつめつきぐしゅです。小笠原諸島おがさわらしょとうでは、乱獲らんかくなどで1930年代ねんだい絶滅ぜつめつしました。今月確認こんげつかくにんされたアホウドリは、伊豆諸島いずしょとう東京都とうきょうと)・鳥島とりしまからうつしたおやからまれた、3さいのメスです。野生やせいそだったアホウドリが、小笠原諸島おがさわらしょとうもどるのはやく80ねんぶり。北太平洋きたたいへいようなどで成長せいちょうしたとかんがえられています。

 絶滅ぜつめつ危機ききにあるアホウドリは、国内最大こくないさいだい繁殖地はんしょくちである火山かざんしま伊豆諸島いずしょとう鳥島とりしまから小笠原諸島おがさわらしょとうしさせるみがすすんでいます。山階鳥類研究所やましなちょうるいけんきゅうじょなどは2008年以降ねんいこう鳥島とりしまから小笠原諸島おがさわらしょとう聟島むこじまへ70しさせて飼育しいくし、繁殖地復活はんしょくちふっかつ目指めざしています。

計画けいかく進行中しんこうちゅう

 アホウドリは、うつくしいしろ羽根はねち、つばさひろげると2メートル以上いじょうにもなる日本最大級にほんさいだいきゅう海鳥うみどりです。150ねんほどまえまで、日本にっぽん島々しまじますくなくとも数十万羽すうじゅうまんばいました。現在げんざい東京都とうきょうと伊豆諸島いずしょとう鳥島とりしまと、沖縄県おきなわけん尖閣諸島せんかくしょとうにしかいません。

 しかし、鳥島とりしま活発かっぱつ火山かざんしまなので、アホウドリの安全あんぜんのために、鳥島とりしまからみなみに360キロメートルはなれた小笠原諸島おがさわらしょとう聟島むこじまにヒナをうつすプロジェクトがすすんでいます。2008ねんから5年間ねんかん毎年まいとしヒナ10~15をヘリコプターで聟島むこじまはこんでひとそだてました。70のうち、69無事ぶじ巣立すだちました。11ねんには、成長せいちょうしたアホウドリが聟島むこじまもどってくるようになり、さらにヒナも誕生たんじょうしていました。





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