【緊迫・南シナ海】海自機、フィリピンへ引き渡し 南シナ海めぐる中国への … – 産経ニュース




 日本がフィリピンに貸与する海上自衛隊の練習機「TC90」2機の引き渡し式が27日、首都マニラ近郊のサングレーポイント海軍基地で行われた。自衛隊機の他国への貸与は初めて。

 フィリピンの警戒監視能力強化を通じて、南シナ海の軍事拠点化を進める中国を牽制する狙いがある。練習機貸与はアキノ前政権で決まったが、米国批判を繰り返すドゥテルテ大統領を米国中心の同盟網にとどめる効果も期待する。

 引き渡し式には若宮健嗣防衛副大臣が出席し「フィリピンは戦略的パートナーだ。今後も惜しみない支援をしたい」と述べた。平成29年度中に、さらに3機貸与し、パイロットや整備員の教育・訓練も支援する。

 フィリピン政府は当初、練習機の無償譲渡を求めたが、現行法では国有財産について「適正な対価」での譲渡・貸与を義務づけているため貸与とした。政府が今国会に提出した自衛隊法改正案が成立すれば、無償で譲渡できる。

 TC90の航続距離は約1900キロで、フィリピン海軍が現在運用している航空機の約1.7倍。日本政府は、フィリピン政府に計12隻の新造巡視船を供与することでも合意している。




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