空自緊急発進、ロシア機向け5割増 上半期、過去2番目の水準 – 日本経済新聞



 防衛省統合幕僚監部は13日、日本領空に接近した外国軍用機に航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数が2017年度上半期(4~9月)に561回だったと発表した。過去最高だった前年同期に比べて6%減ったが、上半期としては比較可能な2003年度以降で2番目に多かった。ロシア機向けは5割増えた。

 中国機とロシア機向けの合計が全体の99%を占め、いずれも過去2番目の高水準だった。

 国別にみると、中国は前年同期から29%減の287回。戦闘機や爆撃機向けが中心で、東シナ海での活動が目立つ。5月には沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に侵入した中国公船から小型無人機とみられる物体が飛行し、日本領空を侵犯した。

 一方、ロシア機向けは267回で48%増えた。日本列島を周回して長距離を飛行するパターンが多い。防衛省幹部は「北朝鮮情勢の緊迫化を踏まえ、警戒監視や共同訓練を進める自衛隊と米軍の情報収集を強めている」と分析する。台湾機向けは1回、北朝鮮機向けはゼロだった。

 空自の部隊別では、北部航空方面隊が229回、中部航空方面隊が34回、西部航空方面隊が17回、南西航空方面隊が281回だった。




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