朴前大統領が出頭、ソウル中央地検 財閥から多額の資金受けた容疑(西日本新聞)



 韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領は21日、親友の崔順実(チェスンシル)被告と共謀して、大手財閥から多額の資金を受け取った収賄などの容疑の事情聴取を受けるため、ソウル中央地検に出頭した。朴氏は「国民に申し訳なく思う。捜査には誠実に臨みたい」と述べ、庁舎に入った。朴氏側は一連の容疑を全面否認するとみられ、取り調べは深夜まで及びそうだ。

 朴氏が容疑者として直接取り調べを受けるのは初めて。1987年に改正された現行憲法下で検察に出頭を求められた大統領経験者は4人目。朴氏は今月10日、韓国憲政史上初めて大統領を罷免されて不起訴特権を失っており、起訴は不可避との見方が出ている。

 朴氏を巡っては、2月までの特別検察官の捜査などで(1)サムスングループの経営トップ、李在鎔(イジェヨン)被告の経営権掌握に向け便宜を図った見返りとして、約束分を含めて433億ウォン(約43億円)を受け取った収賄(2)崔被告に機密情報を渡した秘密漏えい-など13の容疑を掛けられている。

 聯合ニュースによると、検察は収賄容疑の捜査を重視しており、事情聴取を踏まえて逮捕状を請求するか慎重に検討する。

=2017/03/21付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞社



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