北朝鮮への人道支援 韓米首脳の電話会談で言及せず(聯合ニュース)



【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領が17日に行った電話会談で、国際機関を通じた韓国政府の北朝鮮への人道支援方針については言及しなかったことが分かった。

 韓国政府は国連傘下の国際機関を通じ北朝鮮に対する800万ドル(約8億8200万円)相当の人道支援を検討していることを明らかにしており、国際社会が北朝鮮への制裁強化を図っている中での人道支援は不適切との声も上がっている。

 安倍晋三首相は15日の文大統領との電話会談で、人道支援の時期に異議をとなえており、トランプ大統領との会談で同問題への言及がなかったという韓国青瓦台(大統領府)報道官の発表に記者団からは「意外」との反応が出た。

 青瓦台関係者は「人道支援について言及しなかったのは、実務レベルで調整したためなのか」との質問に対し、「そういう側面もある」と述べ、両国が実務レベルで調整を終え、首脳間の議論では正式に取り上げないことで合意した可能性を示唆した。

 報道官の発表文も両国が調整して公表したという。両氏の電話会談後の記者発表の内容を両国が調整したのは文大統領就任後初めてとされる。

 21日に米ニューヨークで開催される韓米日の3カ国首脳会談や調整中の韓米首脳会談を控え、両氏が立場の違いを浮き彫りにする必要はないと判断したためとみられる。

 今回の電話会談は米国側の要請で行われた。これまでの5回の電話会談のうち、トランプ氏が提案して実現したのは初めてという。

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