(朝鮮日報日本語版) 食品界の「半導体」、韓国のりの輸出拡大(朝鮮日報日本語版)



 フランスは毎年11月第3週の木曜日にその年に収穫したブドウで作ったワインを「ボジョレーヌーボー」として売り出し、大ヒットを収めた。長期間保存できないブドウ品種を収穫後短期間に売るための逆発想だったが、2000年代に世界的に人気となった。

 韓国政府はボジョレーヌーボーを参考にし、毎年新のりが出回る11月に海外でのマーケティングを行うことを決めた。日本、米国、中国など15カ国で2週間ずつ割引販売など集中的なプロモーションを展開する計画だ。新のりシーズンを韓国のりを味わう時期として定着させようという戦略だ。

 韓国政府は12日の閣議で「のり産業発展方案」を決定して発表した。柱はのりを半導体のように韓国を代表する未来の成長源として育成することだ。そのため、2024年までに10億ドルの輸出を達成するプランも始動した。

■のり輸出、9年で6倍増
 のりは既に有望な成長株だ。単なるおかずとしか考えていなかったのりは味付けのり、のりスナックなどさまざまな形で世界90カ国余りに輸出されている。2007年に6000万ドルだったのり輸出額は昨年には6倍の3億5300万ドルに急増した。今年は1-8月で3億7100万ドルの輸出を記録し、既に昨年を上回った。海洋水産部(省に相当)は今年、5億ドル突破を見込んでいる。

 韓国の農水産食品の輸出に占める割合も高まった。10年前には順位が10位だったが、15年には3位に浮上。今年はツナと2位を争っている。即席麺や高麗人参は5年前に抜き去っている。今年のりの輸出がツナを抜けば、49年ぶりに水産物輸出で1位となる。韓国の味付けのりの人気が高い日本(昨年7800万ドル輸出)が最大の輸出先で、米国(7000万ドル)、中国(6800万ドル)、タイ(5500万ドル)が続く。米国でも味付けのりが低カロリーの健康スナックとして人気を集めている。
 韓国政府はのりの輸出競争力を高めるため、牛肉のような等級制度をのりにも導入する計画だ。品質によって5段階に分類し、消費者に選んでもらう仕組みだ。海洋水産部は来年初めにものり等級性施行案を発表する計画だ。

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