韓国の海兵隊員、訓練で竹島に上陸 2011年末以来、「防衛」想定 – 産経ニュース




 【ソウル=名村隆寛】韓国海軍は21日、竹島と周辺海域で訓練を行った。国防省関係者によると、訓練では10人余りの海兵隊員がヘリコプターで島に上陸したという。聯合ニュースによれば、兵士による竹島上陸は、李明博(イ・ミョンバク)政権下で慰安婦問題の再燃により日韓関係が悪化した2011年末以来となった。

 訓練は「外部勢力」による接近、上陸から島を「防衛」することを想定したもので、韓国メディアによれば、艦艇や哨戒機、ヘリなどが参加した。同様の訓練は毎年2回、行われているが、天候不良などを理由に上陸の中止が続いていた。

 訓練は当初、11月23日に実施する予定だった。しかし、この日に日韓両国が安全保障分野の機密情報を共有する軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に署名したため、対日関係に配慮した訓練延期とみられていた。協定締結を受け機密情報の交換は始まっており、タイミングを見極めた上での訓練実施とみられる。

 朴槿恵(パク・クネ)政権下では初めての上陸訓練となったが、朴大統領の弾劾訴追案が国会で可決されたことで朴氏の職務は停止状態にあり、大統領職務は黄教安(ファン・ギョアン)首相が代行している。

 朴氏の友人で女性実業家の崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件で、朴政権への国民の支持率は1桁に低迷している。このため、日本との問題で世論が最も敏感に反応する竹島への上陸を強行することで、支持回復を狙った可能性がある。




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