韓国国防白書「北朝鮮、2年間でプルトニウム10キロ増え約50キロ保有」 – The Hankyoreh japan (風刺記事) (プレスリリース)



登録 : 2017.01.11 23:33 修正 : 2017.01.12 06:46

核兵器10発前後の製造が可能な量 
米国の20~40キログラム推定より多く 
高濃縮ウランは数値提示せず

2016年7月21日、北朝鮮の朝鮮中央通信が公開したムスダン「火星10号」の発射場面=資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓国国防部は11日に公開した「2016年国防白書」で、北朝鮮のプルトニウム保有量が50キログラムあまりに増えるなど核能力が強化されたと評価した。  隔年で発刊される国防白書は、この日国防部のホームページに公開された。冊子形態の完成版は今月末に配布される。今回の白書でのプルトニウム評価は、2014年国防白書の保有推定値40キログラムあまりよりも10キロあまり増えた。国防部当局者は「寧辺(ヨンビョン)の5メガワット原子炉が2013年から約2年間再稼動された状況を反映したもの」と説明した。核兵器1発にプルトニウム4~6キログラムが使われると考えれば、核爆弾10発前後を製造できる分量だ。高濃縮ウラン(HEU)については「相当な水準に進展した」と記述したが、具体的な数値は提示しなかった。核兵器の小型化も2014年白書と同様に「かなりのレベルに達した」とだけ評価した。  国防部のプルトニウムの推定値は、米国の専門家らの分析に比べてやや多い。核物理学者である米スタンフォード大学のジークフリート・ヘッカー教授とその同僚らは、韓国学術研究院の季刊誌「コリア・オブサーバー」2016年冬号で20~40キログラムと推定し、科学国際安保研究所(ISIS)のデイビット・オルブライト所長は、昨年6月に発表した文で35.5~42キログラムと予想した。寧辺の5メガワット原子炉は1986~1994年、2003~2007年、2013年~現在まで稼動しているとされており、使用済み燃料は少なくとも5回以上再処理された。推定値の差は1年に最大6キログラムを生産できる5メガワット原子炉の実際の稼動状態がどうだったか、1~5回目の核実験にどれくらいのプルトニウムを使ったかなどに対する分析の違いのためだ。  北朝鮮の高濃縮ウラン保有量は一層不透明だ。濃縮ウランの開発は2010年11月、北朝鮮が遠心分離機の実物をヘッカー博士一行に“サプライズ”公開して確認された。遠心分離機2000機は毎年高濃縮ウラン40キロ(核兵器2発分前後)を生産することができる。北朝鮮は2013年、遠心分離機の建物を2倍に拡張した。秘密の場所で追加で遠心分離機を運営している可能性も提起されている。国防部が具体的な高濃縮ウラン保有量を提示できなかったのは、こうした事情のためだ。  白書は、射程距離1000キロメートルの「スカッドER」(射程距離延長型)ミサイルの存在を確認した。これまで北朝鮮にスカッドB(射程距離300キロメートル)とスカッドC(射程距離500キロメートル)とともにスカッドERがあるという話はあったが、実体が確認されたのは初めてだ。合同参謀本部は昨年9月5日、ミサイル3基が相次いで発射された際に「ノドンミサイル」だと発表した。しかし、追加分析でノドンではなくスカッドERであることが確認されたと、この日軍当局者が明らかにした。  北朝鮮のサイバー戦人員は約6800人で、2年前より約800人増えた。北朝鮮の陸・海・空・戦略軍の常備軍規模も約128万人で、2年前より8万人増えた。韓国の常備軍62万5000人の2倍水準だ。しかし、北朝鮮軍の増加は準軍事部隊8万人の陸軍への編入などによるものであり、全体の兵力規模には変化がないと国防部は明らかにした。  一方、メディアに公開された白書の仮編集版には朴槿恵(パク・クネ)大統領の写真や活動内容がなく、弾劾局面を意識したのではないかという解釈が出ている。2年前の白書には朴大統領の写真が3枚掲載されている。国防部は論議が起こると「最終版には大統領の写真2枚を追加収録する予定」だと明らかにした。 パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr ) 韓国語原文入力:2017-01-11 21:38
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/778373.html 訳M.C(1720字)

関連記事


こんな記事もよく読まれています





コメントを残す